2010年01月29日
京都の阪急百貨店も閉鎖へ…
エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は28日、傘下の阪急阪神百貨店の「四条河原町阪急」(京都市下京区)の営業を今秋に終了すると発表したそうです。四条河原町阪急は1976年に開店し、阪急電鉄の河原町駅のターミナルに立地していて、阪急百貨店の京都での旗艦店でした。若者向けのファッション用品を中心にした品ぞろえが特徴でした。しかし景気低迷に加え、近隣の大型百貨店や専門店との競合も激化していて赤字に陥っていたようです。売り場面積が約8900平方メートルと、一般的な大手百貨店の半分以下と小さく、H2Oリテイリングでは「競争の厳しい都市中心部で事業を継続することは困難と判断した」とコメントしています。
H2Oは、高島屋と2011年までに経営統合することで合意していて、阪急百貨店の四条河原町店が高島屋の京都店と隣接していることも影響したようです。
有楽町にある西武百貨店も閉鎖を発表するなど、消費不況は深刻さを増しています。百貨店の閉鎖は地方の百貨店も同様で、百貨店の閉鎖後に周辺の商店街は“シャッター通り”と化すなど、地域経済に大きな影響を及ぼしています。
私たちが子どもの頃は親に百貨店に連れていってもらえることは遊園地に遊びに行くようなものでした。別に高価なモノを買いに行く訳ではありませんでしたが、当時の百貨店にはたいてい屋上に遊園地がありましたし、最上階にはファミリーレストラン(大食堂)もありました。客は自然と金を落として(使って)くれるシステムになっていました。
しかし、正社員が減り、給料の安い派遣社員やアルバイトやパートばかりになり消費は減少。さらに少子高齢化やレジャーの多様化で家族連れで百貨店に行く機会も減り、家族連れで行ったとしても、郊外のショッピングモールに客が流れてしまっているようです。
百貨店がある都市はステータスシンボルでもありました。現在、都道府県庁所在地で百貨店がない都市はないようですが(一時期、山口市がその危機に陥っていた)それも過去のものになりつつあるかも知れません。
Posted by うさぎいぬ at 01:11│TrackBack(0)
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